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アザールが退団するテリーに惜別「テリー退団は監督が1人減るようなもの」

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ジョン・テリーの退団を惜しむエデン・アザール

 チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールが、イギリスメディアの取材に応じ、現代最高の名手2人とされる、FWリオネル・メッシとFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及している。

「世界には自分よりもいい選手がいっぱいいる。誰がベスト5だとか、20位だとか、ランキングなんて分からないけど、これだけは確かだ。メッシとC・ロナウドと2人がトップだろうね」

 アザールは「彼らと比較されることは名誉だと思うけど、選手としてそんなことを気にしても仕方ない。自分としては毎日のトレーニング、ピッチ上で何ができるかを集中してこなしていくだけだ」と続け、メッシやC・ロナウドとの比較論は無意味であると述べている。

 また、チェルシーが見せている近年の躍進については「チェルシーは過去10年でほぼすべてのタイトルを獲得してきた。素晴らしい時代を送ってきた。(フランク)ランパード、(ディディエ)ドログバ、そして(アシュリー)コールが去っていった。そして(ジョン)テリーがいなくなる。これまで我々には(アントニオ)コンテとテリーという2人の指揮官がいた。それがこれからは(コンテ)1人になってしまう。チェルシーの選手はこれから各自がリーダーシップを持って試合に臨んでいかなければならない」と語り、退団するテリーの存在がいかにチェルシーにとって大きなものだったかを強調している。

 FA杯決勝、アーセナルvsチェルシーは現地時間27日に行われるが、チェルシーは2冠制覇を達成できるのか。そして、テリーが今季最後の公式戦でピッチに登場するのか、注目が集まる。


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