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粘り勝った長崎、木村裕の2戦連発でウノゼロ勝利!東京V上回り暫定5位に浮上

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[5.27 J2第16節 長崎1-0東京V トラスタ]

 J2リーグは27日、第16節を行い、8位V・ファーレン長崎はホームで5位東京ヴェルディ]と対戦し、1-0で勝利した。上位対決を制した長崎は2試合ぶりの白星で勝ち点を「27」に伸ばし、東京Vを上回って暫定5位に浮上した。

 立ち上がりは東京Vが押し込み、前半6分、PA内右のゴールライン際からDF井林章がマイナスに折り返し、FWアラン・ピニェイロが右足ダイレクトで狙ったが、シュートはゴール右へ。前半14分、左サイドのDF平智広がアーリークロスを入れ、FWドウグラス・ヴィエイラが合わせたが、これも枠をとらえられなかった。

 長崎も徐々に押し返し、前半15分、MF木村裕がペナルティーアーク内から右足ミドルを狙ったが、GK柴崎貴広がキャッチ。すると前半29分、MF島田譲の縦パスをMF澤田崇がつなぎ、PA内に抜け出した木村が寄せてくる選手を粘り強くかわし、倒れこみながら右足シュート。2試合連続となる今季4得点目をゴール左隅に突き刺した。

 流れをつかんだ長崎は前半45分、浮き球パスに抜け出した澤田が左サイドの深い位置からマイナスに折り返し、FWファンマが右足ミドルを放ったが、強烈な一撃は右ポストを直撃。追加点とはならならず、1-0で前半を折り返した。

 後半開始と同時に長崎は交代枠を使い、負傷した島田に代えてMF宮本航汰を投入する。追いつきたい東京Vは後半10分、MF内田達也が高い位置でボールをカットし、ドウグラス・ヴィエイラがこぼれ球を回収。長崎DF高杉亮太の激しいマークに遭いながら右足で狙ったが、シュートは枠をとらえられなかった。

 東京Vベンチも動き、後半24分、渡辺に代えてMF橋本英郎をピッチに送り込む。MF高木善朗がドウグラス・ヴィエイラとのパス交換からカットインしてシュートコースをつくり、ペナルティアーク内から強烈な右足ミドルを放ったが、惜しくもゴール右に外れた。

 後半26分、長崎がアクシデントに見舞われ、ファンマがピッチに倒れて「×」サインを出し、同27分にMF中村慶太と負傷交代。長崎のタフなディフェンスに阻まれ、なかなか決定機をつくれない東京Vは後半31分にMF高木純平、同40分にFW梶川諒太を投入し、交代枠を使い切った。

 アディショナルタイムの表示は6分。東京Vがさらに猛攻をかけ、後半アディショナルタイム分、左CKをファーサイドのアラン・ピニェイロが頭で合わせたが、クロスバーを直撃。立て続けにシュートを連発するも最後までゴールが遠く、東京Vは0-1で敗戦。今季2度目の2連敗を喫し、暫定6位に順位を落とした。

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