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3試合で5失点…守備の乱れ続くU-20代表、DF中山雄太「失点を減らさないと」

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立ち上がりの2失点に厳しい表情を見せるDF中山雄太

[5.27 U-20W杯GL第3節 U-20日本 2-2 U-20イタリア 天安]

 決勝トーナメント進出決定を無邪気に喜ぶわけにはいかなかった。2試合連続でU-20日本代表のゲームキャプテンを務めたDF中山雄太(柏)は「まずはグループリーグ突破という目標を達成できたことをうれしく思う」としながらも、「課題の残る試合だった」と厳しい表情を崩さなかった。

 前半3分、ロングボールから最終ラインの乱れを突かれ、あっさりと先制点を献上。同7分にもセットプレーから2失点目を喫した。シンプルな縦パス1本でDFラインの裏を取られる課題は今大会前から変わらず残っており、グループリーグ3試合で計5失点。「上に上がるには失点を減らさないといけない。試合の入りにはまだまだ甘い部分がある」と危機感を強めた。

「早い段階で失点して自分たちで苦しい試合にした。追いついたのはポジティブだけど、課題の残る試合だった」。D組3位でのグループリーグ突破が決まり、決勝トーナメント1回戦の相手はベネズエラかイングランド。「全員を気を引き締めないと、また苦しい状況で戦うことになる。もっと自分たちらしく、アグレッシブに点を取って、DFとしては無失点で終われる試合にしたい」と力を込めた。

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