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「カスみたいだった」高木、済州驚かせる“ギャップ”クロスでV弾お膳立て

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決勝点をアシストしたFW高木俊幸

[5.31 ACL決勝トーナメント1回戦第2戦 浦和3-0(延長)済州 埼玉]

 見せ場は延長後半に訪れた。浦和レッズが前半に2ゴールを奪い、2試合合計2-2と試合を振り出しに戻した延長後半9分、FW高木俊幸のアシストから劇的な決勝ゴールが生まれた。

 左サイドから高木が「人を見てふわっと上げた」とシュート性のクロスを届けると、逆サイドのDF森脇良太が落ち着いて右足で押し込み、待望の3得点目。これが決勝点となり、2試合合計3-2とひっくり返す逆転劇で浦和が2008年以来、9シーズンぶりとなるベスト8入りを決めた。

 後半31分にピッチに送り込まれた高木は左サイドから何度もクロスを供給したが、ことごとく精度を欠き、味方に合わせられなかった。後半アディショナルタイムには決定機。MF関根貴大のドリブル突破から、FW興梠慎三がスルーしたボールが左の高木に渡った。絶好のチャンスも、フリーで狙った右足シュートは大きく枠を外れ、客席からはため息が漏れた。

「それまでのボールが、言い方は悪いけどカスみたいな球だった。相手にも『上げさせろ』みたいな雰囲気があった。ギャップがあって、相手も驚いたんじゃないかな」。自虐をまじえながらそう話すと、「あの場面は何も考えずに上げたのが良かったかな」と満足げ。「攻撃はいい場面もあったけど、守備は周りの選手に助けられた」と課題を口にした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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