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昨季ACL王者“失格”の余波か…韓国勢が9年ぶりに8強前に全滅

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荒れた展開の末、浦和に敗れた済州ユナイテッド

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦第2戦が5月29日から31日まで行われ、準々決勝を戦う8チームが出揃った。

 東地区からは川崎フロンターレ浦和レッズ広州恒大(中国)、上海上港(中国)、西地区からはアルアハリ(サウジアラビア)、アルヒラル(サウジアラビア)、アルアイン(UAE)、ペルセポリス(イラン)がベスト8入り。日本勢が2年ぶりに準々決勝へ駒を進めた一方、これまで何度も行く手を阻んできた韓国勢が9年ぶりに8強を前に姿を消すこととなった。

 韓国からは今季、済州ユナイテッド蔚山現代FCソウル水原三星の4チームが本戦に出場。済州ユナイテッドが唯一、グループリーグを突破していたが、5月31日に浦和のホームで敗れたことで、韓国勢は2008年大会以来9年ぶりにベスト8進出チームがゼロとなった。

 韓国では今年1月、昨季ACL王者の全北現代が過去の審判買収問題により、アジアサッカー連盟(AFC)から出場権を剥奪されていた。その後、スポーツ仲裁裁判所に異議申し立てを行ったが、訴えは認められず。国内リーグ3位の済州ユナイテッドがグループリーグ、同4位の蔚山現代がプレーオフからの出場に繰り上げられていた。

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