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武藤嘉紀所属のマインツが新体制を発表…新監督はクロップの“元チームメイト兼教え子”

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FW武藤嘉紀の出場機会にも影響するかもしれない

 日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツは5月31日に、サンドロ・シュワルツ(38)を新監督に招へいしたことを発表した。2020年までの契約を結んでいる。

 今季をブンデスリーガ15位で終えたマインツは、全日程終了後にマルティン・シュミット監督との契約を解除。そして、当初から現地メディアで予想されていたとおり、これまでマインツのU-23チームを率い、契約が満了となっていたシュワルツ監督を“引き上げる”ことになった。

 マインツ出身のシュワルツ監督は、現役時代もマインツでプレーしており、1997~2004年の間、当時2部に所属していた同クラブでリーグ戦101試合に出場。現在リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が現役時代ともにピッチに立ったチームメイトでもあり、2001-2002シーズン途中からマインツの監督を務めることになった同指揮官の指導も経験している。

 なおルーベン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)が「彼が率いてきたチームのアグレッシブで勇敢なプレースタイルはこのクラブの哲学に深く根付いている」と紹介するシュワルツ監督だが、自身の考えるサッカーについて「前方に向けた勇敢な守備を基本とし、アクティブに守り、正しいタイミングで攻防をスイッチすること」とコメントした。まさにクロップ監督の“ゲーゲンプレッシング”を基礎としたフットボールを考えているようだ。


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