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上位対決は痛み分け…石川J初ゴールで湘南先制も中村豪快ミドル弾で長崎が追いつく

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[6.3 J2第17節 湘南1-1長崎 BMWス]

 J2リーグは3日、第17節を行い、3位湘南ベルマーレはホームで5位V・ファーレン長崎と対戦し、1-1で引き分けた。

 前半18分、湘南は左サイドのFW山田直輝が右足でクロスを入れ、FW藤田祥史がヘディングシュート。19分には左サイドのDF杉岡大暉が鋭い縦パスを通し、藤田が落としたボールをMF秋野央樹がPA手前から左足で狙ったが、いずれも枠を捉えらえなかった。

 湘南に押し込まれる時間帯が続いた長崎もチャンスをつくり、前半35分、MF養父雄仁の縦パスをMF澤田崇が折り返し、相手選手のクリアボールに反応した養父がPA手前から左足ダイレクトシュート。これはGK秋元陽太がパンチングで弾き出し、スコアレスで前半を折り返した。

 試合は後半13分に動いた。右サイドを突破した山田が中央に折り返すと、FW藤田祥史のパスは長崎MF飯尾竜太朗にクリアされたが、こぼれ球に反応した山田がPA内右からマイナスに折り返し、MF石川俊輝が右足ダイレクトで押し込んだ。

 プロ4年目の石川はこれが記念すべきプロ初ゴール。0-1とリードを許した長崎は後半17分、最初の交代枠を使い、MF木村裕に代えてMF古部健太を投入。すると後半18分、FW中村慶太がドリブルで持ち上がり、PA手前から右足を一閃。3試合ぶり5得点目となる鮮やかなミドル弾で試合を振り出しに戻した。

 互いに2得点目が遠く、1-1のままタイムアップ。上位直接対決は痛み分けとなり、湘南は2試合ぶりの勝利で暫定3位をキープ。長崎は4試合負けなし(2勝2分)となった。

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