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「今の自分のすべてを見せる」アピールに燃えるMF倉田

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笑顔を見せる日本代表MF倉田秋

 3月のUAE戦では右インサイドハーフでプレー。15年8月5日の東アジア杯以来の代表戦となり、ハリルジャパンデビューを飾った日本代表MF倉田秋は「(UAE戦で)大体の感じはつかめた」と手応えを感じつつも、「自分のパフォーマンスに納得いっていないので、もっと自分らしいプレーをして勝利に貢献したい」と、より持ち味を発揮してチーム内での存在感を高めようとしている。

 4日のJ1リーグ第14節磐田戦でフル出場を果たした倉田は、前日の5日に代表に合流も「まずは回復につとめてくれと言われた」と別メニューで調整。しかし、ピッチ上でプレーするイメージは膨らんでいる。「まだフォーメーションもスタメンも発表されていない」と前置きしながらも、「自分ができるのは運動量多く戦い、ボールを持ってスピードアップしていくところ。そういうところを最後までやり続けたい」と自身がすべきことは大きく変わらないとした。

 3月シリーズで約1年7か月ぶりに代表復帰。今回は続けての招集となったものの、慢心などない。「全試合、全練習の一つひとつが勝負だと思っている。自分の今の実力のすべてを見せないといけない」と試合だけでなく、練習からのアピールに燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

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