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「物々しさはない」テロ発生のテヘランで初練習、ハリルは暑さにジョークも

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テヘランで初練習を行ったバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本代表は9日、空路でイラン・テヘランに入り、13日のW杯アジア最終予選・イラク戦に向け、現地で初練習を行った。

 イランの首都テヘランでは7日に同時テロが発生。不安を抱えながらの出発となったが、チームは予定どおりにスケジュールをこなした。テヘラン市内の街頭や駅には銃を持った警察官の姿も見られたが、チーム関係者が「特に物々しさはない」と指摘。FW乾貴士も「怖さみたいなものはない」と答え、「いつ何が起こるか分からないという意味では怖い部分もあるので、早く帰りたいですね」と冗談交じりに話した。

 強い日差しの下、現地での初練習を終えたバヒド・ハリルホジッチ監督は「日本では雨が降っていたので、晴れて良かった。少し日焼けもできる」と、ジョークをまじえてコメント。現地時間午後5時半の練習開始時点で気温は36度。練習が終わった午後7時でも日差しが弱まることはなかったが、「みなさんも日本に帰ったら『地中海に行っていた』と言ってください」と、リゾートのような暑さにユーモアで応える余裕も見せた。

(取材・文 西山紘平)

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