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東京V橋本英郎が途中出場から1分で決勝弾をアシスト「最近僕が入ったら勝手にゴールが入る」

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東京VはFWドウグラス・ヴィエイラの2得点で逆転勝ちした

[6.10 J2第18節 東京V 2-1 名古屋 味スタ]

 東京ヴェルディがホームで名古屋グランパスに1-2で逆転勝ちした。前半で先制点を献上するなど押され気味で試合を進めたが、後半20分から3分間で奪った2発で見事な逆転勝ちを飾った。

 ロティーナ監督の交代策が当たった。1点ビハインドの東京Vは後半6分にFW高木大輔に代えてFWドウグラス・ヴィエイラを投入。そのドウグラスが同20分に頭で同点弾を決めると、同21分に投入されたMF橋本英郎が同22分、ロングパスをDFの裏に通すと、ドウグラスが反応。ドウグラスはワントラップでボールを収めると、GKとの1対1を冷静に制して、試合をひっくり返した。

 試合後、スタジアム内でのインタビューに答えた橋本は「僕のパスは正直きつかったけど、ドウグラスの足が長かった」と助っ人FWに感謝すると、「この試合に負けるとまたサポーターが減ってしまうと思った。勝ったのでまた見に来てください」と今季最多の1万2659人を集めたスタジアムを沸かせた。

 ミックゾーンでも饒舌ぶりは止まらず、「最近ちょっと多いんですよね。僕が入ったら勝手にゴールが入る。僕は何もしていないんですけどね」。ただし試合の終わらせ方などゲーム内容については不満があるようで、「後手後手になっていた。やろうとはしてるんですけど、どうしても自分たち主導でゲームが出来なかった。(リードした後も)みんなで点を無理に取りに行こうとしていた。ボールの回し方があまりよくなかった」と課題を挙げることも忘れなかった。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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