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岡山18試合目でようやく「無失点」…新監督初陣山口は好機生かせず5連敗

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[6.11 J2第18節 山口0-1岡山 維新公園]

 ファジアーノ岡山が敵地でレノファ山口FCを1-0で下した。岡山は今季2度目の連勝。カルロス・マジョール監督の初陣となった山口は5連敗。

 開始2分の得点のみでこの試合は決まった。岡山は左サイドでスローインを獲得すると、FW片山瑛一がロングスローをゴール前に入れる。混戦になると、DF久木田紳吾が左足で豪快に蹴り込んだ。「いいところにこぼれてきたのでミートだけしようと思った」。久木田の3試合ぶりとなる今季2点目で岡山が試合の主導権を握った。

 そして岡山にとっては、単なる一勝ではなかった。開幕から17試合、すべてで失点してきた岡山だが、この日は集中力が最後まで途切れない。後半はボール支配率で上回る山口の猛攻を受ける場面もあったが、体を張った守備で新監督初陣を飾りたい山口にゴールを与えない。久木田も「得点したことより無失点で抑えられたことがうれしい」と笑顔。「チャンスは作られたんですけど、これを継続させたい。勝ち点をどんどん拾って、目標の順位に近づきたい」と意気込んだ。

 一方の山口はボール支配率で6割近い数字を残しながらも、無得点で敗戦。連敗は5に伸び、未勝利は9戦に。監督交代を起爆剤としたい山口だが、勝ち点10で最下位のままと厳しい戦いが続いている。


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