beacon

長崎のJ2通算200ゴールは“節目男”木村!九州ダービー制し5戦負けなし

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.11 J2第18節 長崎1-0熊本 トラスタ]

 J2リーグは11日、第18節を行い、5位V・ファーレン長崎はホームで19位ロアッソ熊本と対戦し、1-0で勝利した。九州ダービーを制した長崎は5試合負けなし(3勝2分)で勝ち点を「31」に伸ばし、5位をキープした。

 開始早々の前半1分、長崎はMF翁長聖が後方から送ったロングフィードをFW中村慶太が落とし、MF木村裕が右足ミドル。熊本も前半18分、相手ボールを奪ったFWグスタボが中央をドリブルで持ち上がり、PA左に浮き球のパス。MF嶋田慎太郎が左足シュートを狙ったが、いずれも枠をとらえられなかった。

 前半36分に試合は動いた。高い位置で熊本DFのパスミスを拾ったMF幸野志有人が左サイド深い位置から右足でクロスを蹴り上げ、ニアサイドの木村が頭でそらし、中村がトラップからシュート。これはGK野村政孝に弾かれたが、こぼれ球に詰めた木村が右足で押し込んだ。

 長崎にとって記念すべきJ2通算200ゴール目。木村は2015年4月11日のJ2第第7節京都戦(4-1)に挙げた通算100ゴールに続いて節目を飾り、今季は2試合ぶり5得点目。勢いに乗る長崎は前半42分、右サイドをドリブルで駆け上がった中村の横パスを受けたMF幸野志有人がPA手前から右足ミドルを狙ったが追加点とはならず、0-1で前半を折り返した。

 後半は熊本も押し返し、同13分、グスタポが切り返して相手をかわし、PA手前で左足に持ち替えてミドルシュート。後半15分には左サイドのゴールライン際からMF上原拓郎がマイナスに折り返し、FW安柄俊がヘディングシュートを放ったが、GKの正面を突いた。後半23分にも嶋田がPA手前から強烈な右足ミドルも、わずかに枠をとらえられなかった。

 後半26分、長崎は木村に代えてDF福田健介を投入。互いに交代カードを切り、熊本も後半28分、グスタポを下げてFW齋藤恵太をピッチに送り込んだ。熊本は後半35分、PA手前の位置でFKを獲得したが、MF上里一将が右足で直接狙ったシュートはクロスバーを越え、絶好のチャンスを生かせなかった。

 後半34分、熊本はMF林祥太に代えてMF八久保颯、長崎は幸野に代えてMF吉岡雅和を投入。後半40分、熊本は嶋田を下げてFW田中達也を投入し、交代枠を使い切ったが、最後まで長崎の守備網を崩せず、0-1のままタイムアップ。熊本は3連敗を喫し、4試合勝ちなし(1分3敗)と苦境に陥っている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ

TOP