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W杯出場王手も…負傷者続出、失点場面はハリルも「何が起きたか分からない」

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日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督

[6.13 W杯アジア最終予選 日本1-1イラク テヘラン]

 日本代表は13日に行われたロシアW杯最終予選でイラク代表と対戦。前半8分にFW大迫勇也の得点で先制しながらも、同27分に同点ゴールを奪われて1-1で引き分けた。勝ち点1の上積みに終わったものの、6大会連続のW杯出場に王手をかけた。

 日本代表を次々とアクシデントが襲った。前半に先制に成功しながらも、後半17分に相手選手と接触したMF井手口陽介がプレー続行不可能となり、MF今野泰幸を緊急投入。同25分にFW原口元気に代えてMF倉田秋をピッチへと送り込んで交代カードが残り1枚となった直後には、FW久保裕也とDF酒井宏樹が足を痛めた仕草を見せ、同27分にイラクに同点ゴールを献上してしまう。

 アブドゥルゼフラに中央突破を許してPA内まで持ち込まれてしまう。体勢を崩してルーズボールとなったところに、GK川島永嗣が飛び出したがボールをキャッチし切れず、こぼれ球をカミルに左足で押し込まれてしまった。

 ヒザを痛めた酒井宏は同32分にDF酒井高徳との交代を余儀なくされ、久保は足を痛めながらもプレーを続けることになった。満身創痍となった日本代表だが、ピッチに残った選手たちが必死のプレー。追加点こそ奪えなかったものの、イラクの反撃を許さずに1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

 試合後のインタビューに応じたバヒド・ハリルホジッチ監督は、「私にとってはちょっとガッカリです。失点のシーンはちょっと混乱があって、何が起きたかまだ分かっていない。イラクにそこまでチャンスを与えなかったにも関わらずに引き分けに持ち込まれてしまった」と悔しさを滲ませている。

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