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フランス代表DFバラン、微妙な判定で退場もビデオ判定が主審の決断を後押し

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レッドカードを提示されるフランス代表DFラファエル・バラン

 フランス代表のDFラファエル・バランが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定によりレッドカードを受け、退場している。

 13日に行われた国際親善試合のフランス対イングランドの一戦で、2-1でフランスがリードして迎えた47分、バランはディフェンスラインの裏に抜け出したデレ・アリとPA内で接触。主審のダビデ・マッサ氏は、すぐさまペナルティスポットを指さし、アリをひっかけたフランス代表DFにレッドカードを提示した。

 その後、フランス選手の抗議を受け、主審はVARに確認。微妙なプレーであったものの、34秒後にVARは主審の判定を支持し、イングランドにPKを与え、バランは退場となった。1点ビハインドのイングランドは、このPKをハリー・ケインが冷静に沈め、2-2の同点に追いつく。退場者を出して数的不利に立たされたフランスだったが、78分にウスマン・デンベレが決勝点を挙げ、3-2で勝利を収めている。

 なお、データサイト『opta』によると、フランスが国際親善試合で退場者を出したのは、1996年のメキシコ戦でフランク・ルブフ氏が退場して以来、約20年ぶりである。
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