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「勝ち点6の価値がある」江坂2発で貴重な勝利、初白星の伊藤新監督「止まってられない」

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エースFW江坂任が2ゴール

[6.17 J1第15節 新潟1-2大宮 デンカS]

 大宮アルディージャが2-1で逃げ切り、価値ある勝利。互いに成績不振で5月に監督交代を行った最下位新潟との“裏天王山”を制した。

 エースFW江坂任が2ゴールの活躍で勝利の立役者となった。まずは前半27分、MF大山啓輔とワンツーの形で抜け出し、PA内左の角度のない位置から左足を振り抜き、GKの股間を抜く技ありシュート。「いい崩しから先制点が取れた。その勢いで2点目が取れて良かった」とリズムをつかみ、前半33分にも強烈な右足ミドルを叩き込んだ。

 前節終了時点で勝ち点8で並んでいた新潟との直接対決。伊藤彰新監督体制で再スタートを切ったチームにとって、つまずくわけにはいかない一戦だった。江坂は「試合前から下位で争っている相手に勝てないと残留も見えてこないと話していた。勝ち点6の価値がある勝利だったと思う」と胸を張った。

 伊藤新監督はリーグ戦2試合目で初白星。就任後、公式戦3試合で負けがなく、チームは息を吹き返しつつある。「僕らはどんどん上を目指していかないといけないので、この勝ち点3はすごく重要だった。戦ってくれた選手に感謝します」。敗れた広島を1ポイント上回り、勝ち点11で16位に浮上。指揮官は「止まっていられないので、次も勝ち点3を取れるように頑張ります」と巻き返しを誓った。

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