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栄光のパルマに名を刻んだ中田英寿「他クラブから羨まれた名選手、偉大な10番」

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かつてパルマに在籍した中田英寿

 元日本代表の中田英寿氏が所属したことのあるパルマがセリエB昇格を決めた。イタリアメディア『スカイスポーツ』は18日、「過去から未来へ…偉大なクラブへと復活を遂げるパルマ」と題して特集を組み、パルマの歴史を振り返った。

 2016-17シーズンはレーガ・プロ(イタリア3部)に所属したパルマはかつて、コッパ・イタリアを3度制覇し、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を2度制覇した強豪クラブだった。だが近年は財政難に苦しみ、2015年の破産によるペナルティでセリエDへの降格処分を受けていた。17日のセリエBへの昇格プレーオフではアレクサンドリアと対戦し、2-0で勝利を収めた。降格処分からわずか2シーズンでセリエBまで帰ってくることに成功した。

 特集ではパルマの栄光の日々を振り返り、「他クラブから羨まれたカンピオーネたち」の1人として、中田の名前が挙げられている。中田については「パルマ史上、偉大な10番の1人」と紹介されており、2001年にローマでイタリア王者として戴冠した直後、パルマに加入し2004年まで所属していたと伝えている。また中田は2001-02シーズン、コッパ・イタリア決勝のユベントス戦において得点をマークしており、コッパ・イタリア制覇において決定的な貢献をした選手であると称えている。

 なお中田の他には、1996年から1988年にかけて指揮を執った現バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督や、17歳でセリエAデビューを飾ったGKジャンルイジ・ブッフォン、バロンドール受賞経験のある元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロら過去にパルマで活躍した名選手の名前が挙げられている。


●セリエA2016-17特集
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