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賛否両論のビデオ判定システムに満足、FIFA会長「VARはサッカー界の未来」

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FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長はビデオ判定に満足しているようだ

 現在開催されているFIFAコンフェデレーションズ杯で採用されているビデオ判定システム、「ビデオアシスタントレフェリー」(VAR)について、FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長が満足感を示している。

 同氏は大会開催中にメディアの前で「これまでVARによる裁定にとても満足している」と発言。

「このシステムは審判員にとっての意思決定をサポートするうえでしっかり役立っているところを見てきた。ビデオアシスタントレフェリーは、サッカー界の未来だと認識している」

 また、FIFAの国際審判員を務めるマッシモ・ブサッカ氏も「サッカー界におけるスキャンダルをなくすために役立つシステムだ」と、インファンティーノ会長に同調する意見を述べている。

 コンフェデレーションズ杯では、ポルトガルvsメキシコでポルトガルのゴールが、チリvsカメルーンではチリのゴールがVARによって取り消されるジャッジもあり、その裁定には賛否両論が巻き起こっていた。

 機材やコスト面の問題もあり、現時点で大多数のFIFA公式戦でVARを導入するには難しいとされるが、ミスジャッジやトラブルを解消するために必要なシステムだとインファンティーノ会長は強調している。


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