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G大阪のラブコール実る…韓国人FWファンの獲得は城南の財政難も後押し

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15年のACLでG大阪と対戦した際にFWファン・ウィジョは2戦2得点を決めている

 韓国2部・城南FCのFWファン・ウィジョが、7月1日からガンバ大阪に完全移籍で加入する。

 ファン・ウィジョは城南GFの下部組織出身で、13年にプロに昇格。これまで城南一筋でプレーしてきた。15年シーズンには15ゴールを記録し、初のA代表にも選出された。韓国『スポーツソウル』によると、15年ごろから熱視線を送り続けるG大阪のラブコールに応える形で昨冬には本人も移籍を希望したが、チームが2部に降格したことを受けて前半シーズンは残留。17試合で4ゴール1アシストの活躍でチームに貢献したことで、G大阪への移籍に踏み切った。

 また同メディアによると、城南のチーム事情も影響している様子。城南は2部に降格したことで、チーム予算が半減。人件費を削減しなければならず、今夏の移籍で多くの主力選手の売却を余儀なくされているのだという。インタビューに応じた同選手も「ユースからプロデビューまでに長い時間を過ごしたチームを去るのは容易ではなかった」と苦渋の決断であることを明かしている。

 しかし24歳の韓国代表FWは、すでに日本での成功に気持ちを切り替えている。Jリーグでプレー経験のある選手から「外国人選手になるから、最初から強いインパクトを残すことが重要だ」とアドバイスを受けているとのことで、「具体的な目標よりもまずはレギュラー獲りを狙う。ゴールを着実に決めたい」と意気込みを語っている。


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