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メキシコが逆転勝利で初白星…2連敗のニュージーランドはGL敗退

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逆転勝利のメキシコ代表が大会初白星を獲得

[6.21 コンフェデ杯GL第2節 メキシコ2-1ニュージーランド]

 コンフェデレーションズ杯は18日、グループリーグ第2節1日目を行い、A組のメキシコ代表(北中米カリブ海王者)とニュージーランド代表(オセアニア王者)が対戦し、メキシコが2-1の勝利を収めた。第3戦は24日に行われ、メキシコはロシア代表(開催国)、ニュージーランドはポルトガル代表(欧州王者)と対戦する。

 初戦のポルトガル戦を2-2で引き分けたメキシコはFWハビエル・エルナンデス、FWカルロス・ベラらがベンチスタート。両チームともにゴールに迫ろうとするものの、相手の体を張った守備に遭ってなかなか決定機を創出できずに試合は進んでいく。

 前半27分にはゴール前でフリーになったニュージーランドFWクリス・ウッドがGKとの1対1を迎えるも、距離を詰めたGKアルフレド・タラベラに弾き出されてしまい、ネットを揺らすには至らず。しかし同42分、MFクレイトン・ルイスのスルーパスから抜け出したウッドが右足シュートでゴールを陥れ、ニュージーランドが先制に成功した。

 1-0とニュージーランドがリードしたまま後半を迎えると、後半7分にニュージーランドが追加点のチャンスを迎える。だが、後方から送られた浮き球のパスでウッドが完全に抜け出すが、飛び出したタラベラに阻まれてシュートまで持ち込めなかった。

 すると後半9分、左サイドを突破したMFハビエル・アキーノの折り返しをMFマルコ・ファビアンがつなぐと、FWラウール・ヒメネスが鮮やかな反転から右足シュートを突き刺し、メキシコが試合を振り出しに戻した。さらに同27分には再びアキーノが左サイドを突破すると、ラストパスをFWオリベ・ペラルタが左足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、メキシコが勝ち越しに成功する。

 その後、リードを奪ったメキシコに追加点こそ生まれなかったものの、後半40分のMFライアン・トーマスの狙いすましたシュートがクロスバーを叩くなどニュージーランドの反撃を許さず、2-1の逆転勝利を収めて今大会初白星を獲得。一方、2連敗となったニュージーランドはグループリーグ敗退が決まった。

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