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決勝点のC・ロナウド「勝利にふさわしい」、移籍については沈黙

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クリスティアーノ・ロナウドの今大会初得点が決勝点

[6.21 コンフェデ杯GL第2節 ロシア0-1ポルトガル モスクワ]

 コンフェデレーションズ杯は21日、グループリーグ第2節を行い、A組ではポルトガル代表(欧州王者)がロシア代表(開催国)を1-0で下し、大会初勝利を飾った。第3節は24日に開催され、1勝1分のポルトガルはニュージーランド、1勝1敗のロシアはメキシコと対戦する。

 決勝点はFWクリスティアーノ・ロナウドの今大会初ゴールだった。前半8分、MFベルナルド・シウバが左にサイドチェンジし、ボールを受けたDFラファエル・ゲレイロが左足でピンポイントクロスを供給。ファーでマークを外したC・ロナウドが頭で合わせた。このゴールを守りきったポルトガルが1-0で勝利し、大会初白星を手に入れた。

 得点を記録したC・ロナウドは試合後の会見で「とてもうれしいよ」と勝利を喜び、「非常に強い相手だったから、難しい試合になるということはわかっていた」と語った。『ESPN』が伝えている。

「ポルトガルがロシアで勝つのはこれが初めてだ。チームが連動してうまくプレーしていたと思う。相手のホームだったから観客たちも僕らにプレッシャーをかけていたけど、僕らはそれを上回った」

「僕らのほうがロシアよりもチャンスは多かった。勝利にふさわしいと思う。これで勝ち点4だ。チームのことを讃えたい」

 笑いながら会見場を後にしたC・ロナウドは去就についてはノーコメントを貫いた。レアル・マドリーの退団もささやかれ、注目を集めている状況。ポルトガルのフェルナンド・サントス監督は、移籍に関するコメントを引き出そうとするメディアに対し、「彼が試合に関係ないことまで答えなければならないと思っているのか?」と苦言を呈する。

「彼は試合について話すためにここに来たんだ。彼の生活や家族について聞くのは止めてもらおうか。興味があるのはわかるよ。だが、君らも敬意と理解を示すべきだ」と言い、「他に質問する機会もあるだろう。今日は彼に他のことを質問するべきじゃない」と一喝した。

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