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MF中町の今季初弾が決勝点…3戦連続完封の横浜FM、神戸撃破で4連勝!!

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ヴィッセル神戸を下した横浜F・マリノスは4連勝

[6.25 J1第16節 横浜FM2-0神戸 日産]

 J1リーグは25日に第16節を開催し、日産スタジアムでは横浜F・マリノスヴィッセル神戸が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半2分にMF中町公祐のゴールで横浜FMが先制すると、同40分にFWウーゴ・ヴィエイラがダメ押しゴールを奪って2-0の勝利を収めて4連勝を飾った。

 3連勝中のホーム横浜FMは18日に行われた第15節FC東京戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、DFパク・ジョンスらを先発起用。一方、アウェーの神戸は前節G大阪戦(●0-1)から先発3人を入れ替え、FW大槻周平、MFウエスクレイ、DF伊野波雅彦らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半2分にゴールを脅かしたのは横浜FMだった。右サイドから中町が送ったクロスのこぼれ球をMFマルティノスがつなぐと、MF天野純が至近距離から左足で狙うも、シュートは距離を詰めたGKキム・スンギュに阻まれてしまう。一方の神戸は同9分、FW渡邉千真がミドルレンジからゴールマウスを捉えるシュートを放ったが、ボールはGK飯倉大樹の守備範囲に飛んでしまった。

 徐々に横浜FMがリズムを生み始めると、前半18分には天野のパスを中央で受けたMF齋藤学が、寄せてくるDF渡部博文の股を抜く鮮やかな突破でPA内に進入したが、右足から繰り出したシュートはDF北本久仁衛にブロックされてネットを揺らすには至らず。同45分にはPA内まで持ち込んだ渡邉が左足で狙ったが、飯倉にブロックされてしまう。

 両チームともに相手の粘り強い対応に遭ってスコアは動かずに0-0のまま後半を迎えるが、後半2分に横浜FMが先制に成功する。左サイドを駆け上がったDF山中亮輔がマルティノスからパスを呼び込むと、グラウンダーのクロスに対して走り込んだ中町が左足で蹴り込み、スコアを1-0とした。さらに同10分には追加点のチャンスを迎えたが、マルティノスのラストパスからゴール前でフリーになったウーゴ・ヴィエイラのシュートは、好反応を見せたキム・スンギュに左手1本で阻まれてしまった。

 1点のビハインドを背負った神戸は後半12分に大槻に代えてMF小林成豪、同19分にはMFニウトンに代えてMF松下佳貴をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。しかし後半40分にウーゴ・ヴィエイラがダメ押しゴールを奪った横浜FMが、その後も神戸に得点を許さずに3試合連続完封を達成し、2-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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