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18歳ルーキー渡辺のプロ初ゴールを口火に!!東京Vが町田に4発快勝

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[6.25 J2第20節 町田2-4東京V 町田]

 東京ヴェルディはアウェーでFC町田ゼルビアと対戦し、4-2で快勝した。“東京クラシック”を制した東京Vは2試合ぶりの白星で4戦負けなし(2勝2分)。一方の町田は3試合ぶりの黒星で4戦勝ちなし(2分2敗)となった。

 東京Vは前半6分、FWアラン・ピニェイロの右クロスがファーサイドに流れたボールをFW高木善朗がゴール前に折り返し、MF渡辺皓太がヘディングシュート。165cmの小柄な体で叩きつけたボールはワンバウンドしてゴールネットを揺らした。18歳のルーキーに待望のプロ初ゴールが生まれ、東京Vが先制した。

 その後も試合の主導権を握り続ける東京V。前半10分、右サイドを突破した高木善のクロスにFWドウグラス・ヴィエイラが頭で合わせるが、クロスバーを直撃。同31分には高木善の左CKからこぼれ球をMF安西幸輝が左足ボレーで狙ったが、またもクロスバーに阻まれた。

 追加点の好機を生かせず、前半は1点リードで折り返したが、後半も東京Vペースは変わらず、後半6分、MF安在和樹の右CKにDF畠中槙之輔が頭で合わせ、追加点。昨季、町田に期限付き移籍していた畠中の今季初ゴールで2-0とリードを広げると、同11分にはMF内田達也のスルーパスに抜け出したアランが右足でGKとの1対1を制し、3-0と突き放した。

 3点ビハインドとなった町田も後半19分、ロングボールをおさめたFW中島裕希のスルーパスに反応したFW吉田眞紀人がPA内左から右足で流し込み、1点を返した。3-1と追い上げられた東京Vだが、後半32分、左サイドのタッチライン際でパスを受けた安在が縦に仕掛けてDFをかわし、ゴールライン際の角度のない位置から左足を一閃。豪快なひと振りは逆サイドのポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれ、4-1と勝利を決定づけた。

 町田は後半アディショナルタイム、途中出場のMF戸高弘貴が鮮やかなミドルシュートをゴール左隅にねじ込み、2-4と追い上げたが、反撃もここまで。21日の天皇杯2回戦・大分戦(2-4)に続いて公式戦2試合連続の4失点を喫し、公式戦2連敗となった。

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