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J2史上最多タイの計10発!!壮絶乱戦は千葉に軍配、岐阜は4年前の悪夢再び…

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千葉が合計10ゴールの乱打戦を制した

[6.25 J2第20節 岐阜4-6千葉 長良川]

 15位ジェフユナイテッド千葉が敵地で16位FC岐阜と対戦し、打ち合いの末に6-4で勝利した。J2での1試合10得点は、2013年7月3日の第22節・岐阜対G大阪(2-8)以来、約4年ぶりとなる最多タイ記録。岐阜は再び敗者として名を刻むことになった。

 ゴールラッシュの口火は前半14分。岐阜FW大本祐槻がGK佐藤優也のパスミスを奪い、そのまま持ち運んで右足で流し込む。しかし、千葉は同24分にFW清武功暉の右CKをDF乾貴哉が頭で豪快に叩き込み、スコアをタイに戻した。

 1-1でハーフタイムを迎えるかに思われたが、前半アディショナルタイム1分に岐阜FW古橋亨梧がMF永島悠史のパスを受けてPA内中央に抜け出し、右足で確実に決める。だが、直後の同アディショナルタイム2分に千葉DF近藤直也のロングフィードからDF北爪健吾が抜け出し、右サイド深くからクロス。勢いよくゴール前に飛び込んだFW指宿洋史が左足で蹴り込み、前半は2-2で終了した。

 乱打戦は後半に入り、さらにヒートアップしていく。後半2分、千葉の清武がGK佐藤からのロングボールに走り込み、PA内左でうまい切り返しから左足でネットを揺らす。3-2と勝ち越した千葉は、同9分にDFキム・ボムヨンが左足の豪快なミドルシュートを突き刺すと、同15分には乾の左クロスをMFアランダが右足で押し込み、一気に5-2とした。

 打ち合いはまだまだ終わらない。後半22分、岐阜の古橋が途中出場FW難波宏明とのワンツーで中央を崩し、右足のダイレクトシュートを流し込む。古橋のこの日2点目で2点差に詰め寄った岐阜だったが、千葉が同24分に決定的な6点目を奪取。アランダのスルーパスから途中出場のFWラリベイがPA内やや右に抜け出し、右足で冷静に決めた。

 千葉の1試合6得点は、2013年10月20日にホームで行われたJ2第37節の熊本戦(6-0)以来。岐阜は後半33分、PA内左の古橋からの横パスを永島が右足で押し込むが、その後の反撃が続かず。両チーム合わせて10得点が生まれた打ち合いは千葉が制し、4試合ぶりの白星を手にした。

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