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阿部拓馬V弾でFC東京が先勝!!広島はホームで痛恨の黒星

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[6.28 ルヴァン杯プレーオフステージ第1戦 広島0-1FC東京 Eスタ]

 ルヴァン杯は28日、プレーオフステージ第1戦を行い、エディオンスタジアム広島ではB組3位サンフレッチェ広島とA組2位FC東京が対戦した。前半45分に奪ったMF阿部拓馬の先制ゴールが決勝点となり、FC東京が1-0で勝利。第2戦は7月26日に味の素スタジアムで行われる。

 慎重な試合の入りから、攻守が目まぐるしく入れ替わった。FC東京は守備時に5バックに枚数を増やす広島の固いブロックを崩せず、広島はいい形で前線にボールが入らない。徐々にFC東京が流れを引き寄せ、前半33分、PA左手前で得たFKをDF森重真人が右足で直接狙ったが、クロスバーを直撃。跳ね返りを狙った阿部も決めきれなかった。

 広島は前半40分、DF清水航平、MFフェリペ・シウバとパスをつなぎ、PA手前でMF宮吉拓実が右足を振り抜いたが、シュートは右ポストを直撃。FC東京も41分、MF田邉草民の左クロスを前田がヘディングで叩きつけたが、決定機を逸した。

 それでも前半45分、左サイドからDF小川諒也が右足で狙い澄ましたクロスを入れ、阿部がヘディングシュート。GK中林洋次がパンチングで弾いたが、そのままゴールネットを揺らし、1-0で前半を折り返した。

 反撃に出る広島は後半14分、右サイドからカットインしたフェリペ・シウバがヒールで後ろに落とし、MF茶島雄介が強烈な右足ミドル。FC東京も押し返し、後半20分、阿部がPA手前から右足ミドルを放ったが、互いにGKの好セーブに阻まれた。

 同点に追いつきたい広島は後半38分、FW工藤壮人とワンツーの形で抜け出したMF柴崎晃誠がシュートを放ったが、GK林彰洋の正面を突いた。後半アディショナルタイムに工藤が強引に狙ったシュートも枠を捉えれず、0-1で敗れた。


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