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好調横浜FM、大宮撃破で5連勝!!中澤佑二がJ1通算140試合連続フル出場の偉業

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好調横浜FMが今季初の5連勝を飾った

[7.1 J1第17節 大宮1-2横浜FM NACK]

 J1リーグは1日、第17節を行い、横浜F・マリノスは敵地で大宮アルディージャと対戦し、2-1で勝利した。好調横浜FMは2013年以来、4年ぶりとなる5連勝。39歳のDF中澤佑二はこの試合でフィールドプレーヤーとしては前人未到のJ1通算140試合連続フル出場という新記録を打ち立てた。

 ホームの大宮は前節の広島戦(3-0)から先発1人を変更し、DF奥井諒が右サイドバックで3試合ぶりに先発出場。
 横浜FMは前節の神戸戦(2-0)と同じ11人が先発し、コンフェデ杯から戻ったオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクはベンチスタートとなった。[スタメン&布陣はコチラ]

 互いに固いディフェンスを敷き、シュート0本のまま時間が経過する。膠着状態が続いたが、前半23分、MF茨田陽生がドリブルで長距離を運び、PA内へラストパス。FW大前元紀が右足を振り抜いたが、相手のブロックに阻まれた。

 前半34分には茨田のパスを受けたDF和田拓也が左サイドからクロスを入れ、ゴール前の江坂がゴールに背を向けながらヒールで狙ったが、シュートは惜しくもゴール右へ。横浜FMもチャンスをつくり、前半38分、MF天野純が左足で蹴り上げた左CKをファーサイドのMF中町公祐がヘディングで合わせたが枠を捉えられず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半13分、大宮は江坂がペナルティアーク内から決定的なシュートも、先制点とはならない。すると、直後の後半14分に試合は動く。中澤のクリアボールを受けたFWウーゴ・ヴィエイラがMFマルティノスにパス。マルティノスはドリブルで持ち上がって相手DFをかわすと、ペナルティーアーク内から右足を振り抜き、強烈ミドルをゴール左下隅に突き刺した。

 大宮は後半19分、茨田を下げてMFマテウスを投入。それでも流れは変わらず、横浜FMはマルティノス、MF齋藤学が左右からカウンターを仕掛けて攻勢を強め、後半23分にもスーパーゴールで追加点。左後方でボールを奪取したDF山中亮輔が左サイドを持ち上がって左足を一閃。強烈な弾丸ミドルをゴール右上隅に突き刺した。

 0-2に引き離された大宮は2枚目の交代カードを切り、後半28分、大前に代えてDF菊地光将を投入。すると後半33分、右後方で得たFKをMF大山啓輔が右足で蹴り上げると、菊地がヘディングで押し込み、1点差に詰め寄った。

 大宮は後半38分、横谷に代えてMF黒川淳史を投入し、交代枠を使い切り、最後の反撃に出る。押し込みながらも最後まで同点弾は奪えず、1-2で敗れた。今季初の3連勝を逃し、4試合ぶりに黒星。札幌が勝利したため、わずか1節で降格圏の16位に転落した。

(取材・文 佐藤亜希子)

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