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[関西選手権]関学大がリーグ首位・びわこ大を下す!阪南、大体、関大とともに全国行き:準々決勝

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関学大がびわこ大を撃破のリベンジ!2年ぶり大臣杯出場

 夏の大学日本一決定戦である総理大臣杯の関西予選にあたる第46回関西学生サッカー選手権大会の準々決勝が2日に行われた。勝利すれば全国行きの決まる大一番。関西学院大がリーグ首位・びわこ成蹊スポーツ大を1-1(PK5-3)で下し、2年ぶりの大臣杯出場を決めた。また残る3校は阪南大大阪体育大関西大に決まった。

 昨季の大臣杯予選で関西学院大はびわこ大に0-1で敗れ、全国切符を逃していたが、リベンジを果たした。前半29分にDF高尾瑠(3年=名古屋U18)のパスからDF小川原一輝(4年=関西学院高)が決め、関学大が先制。それでも同9分にびわこ大がMF堂安憂(4年=創造学園高)のゴールで追いついた。90分で決着はつかず延長戦へもつれ込んだが互いに2点目は生まれない。

 迎えたPK戦。先攻の関学大は1人目のMF魚里直哉(4年=C大阪U-18)を皮切りにきっちり決めていく。対するびわこ大は3人目の堂安のシュートが枠を叩いてしまった。ともに4人目が決め、巡ってきた最終キッカー。先攻の関学大DF下田義起(4年=近大附高)がしっかりとネットを揺らし、この瞬間に関学大の2年ぶりの大臣杯出場が確定した。

 阪南大京都産業大に1-0で勝利した。前半24分、同35分と二度も雷雨の影響で中断する不運に見舞われたが、集中力を切らさず白星を手にした。後半7分、DF長谷川隼(2年=川﨑F U-18)の右クロスからルーキーFW山口拓真(1年=西武台高)が決めたヘディングシュートが決勝点。4年連続14回目の夏の大学日本一決定戦へ挑む。

 関西大は2-0で立命館大を下した。3回戦で2得点、4回戦で決勝点を決めているFW永松秀麻(4年=関西大北陽高)が前半11分に3戦連続となる先制点を挙げる。同27分にはFW竹下玲王(4年=磐田U-18)が追加点を決めて、そのまま逃げ切り、2年連続17度目の夏の全国行きを果たした。

 大阪体育大大阪学院大に延長戦の末に2-1で勝利。前半19分に獲得したPKをMF末吉塁(3年=初芝橋本高)が決め、大阪体育大が先制する。それでも後半40分にMF小倉圭輝(4年=飛龍高)の左CKからゴール前混戦。最後はFW斎藤寛平(4年=向上高)が頭で押し込み、大阪学院大が振り出しに戻した。試合は10分ハーフの延長戦に突入する。

 互いにゴールが生まれずにもどかしい時間が続く。しかし、このままPK戦に突入かと思われた延長後半アディショナルタイム5分に大体大が勝ち越し成功。MF浅野雄也(3年=四郷高)の右CKからゴール正面のFW林大地(2年=履正社高)が頭で決めた。これが決勝点となり、大阪体育大が勝利。8年連続23回目となる総理大臣杯出場を勝ち取った。

結果および日程は以下のとおり

▽準々決勝(7月2日)
立命館大 0-2 関西大
[関]永松秀麻(11分=補・森主麗司)、竹下玲王(27分=補・塩見仁)

阪南大 1-0 京都産業大
[阪]山口拓真(52分=補・長谷川隼)

大阪体育大 2-1(延長) 大阪学院大
[体]末吉塁(19分)、林大地(110+5分=補・浅野雄也)
[学]斎藤寛平(84分)

びわこ大 1-1(PK3-5) 関西学院大
[び]堂安憂(54分=補・忽那喬司&井上直輝)
[関]小川原一輝(29分=補・高尾瑠)

▽準決勝(7月5日)
[ヤンマースタジアム長居]
大阪体育大 14:30 関西学院大
阪南大 17:00 関西大

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