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18歳の守護神ドンナルンマ、一転してミラン残留へ!但し契約内容にからくりが…

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ジャンルイジ・ドンナルンマが一転してミラン残留へ

 ミラン退団が盛んに報じられていたイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(18)だが、一転して残留に近づいているようだ。スペイン『マルカ』など複数メディアが報じている。

 ミランの下部組織出身で2015年10月にリーグ戦初出場を果たしたドンナルンマ。昨年8月には、イタリア代表に初招集され、9月1日のフランス代表戦でA代表デビューも果たした。さらに今季はリーグ戦全38試合に出場。若くしてクラブに欠かせない守護神に成長し、大きな期待を集めている。

 ミランはドンナルンマの代理人であるミーノ・ライオラとの会談の末に選手サイドから契約延長オファーを断られたと発表。現在の契約が2018年6月末までとなっているため、今夏の移籍が確実になったと報じられ、レアル・マドリーマンチェスター・ユナイテッドパリSGなど欧州ビッグクラブが獲得に興味を示していた。

 それでもミランは諦めず交渉を続けた。その結果、ドンナルンマは家族や代理人とともに話し合い、契約延長を決断した模様。パリSGから年俸1300万ユーロ(約16億7000万円)の巨額オファーを拒否し、新契約に向けて交渉中で数日以内に発表されるとも言われている。

 その新契約は2022年までとなり、年俸は600万ユーロ(約7億7000万円)になる見込み。さらに契約解除金は1億ユーロ(約128億8000万円)に設定されるようだが、ミランがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)への出場権を逃した場合、その契約解除金は半分の5000万ユーロ(約64億4000万円)に減額される。つまり、移籍時に有利な状況を残しながらの契約更新となるようだ。


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