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川崎F、浦和を4発粉砕!! 絶好調・阿部浩之が1G1A&小林悠が2発

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浦和レッズに快勝した川崎フロンターレ

[7.5 J1第13節延期分 川崎F4-1浦和 等々力]

 J1リーグは5日に第13節延期分を開催し、等々力陸上競技場ではともに川崎フロンターレ浦和レッズが対戦。前半16分にFW小林悠、同29分にMF阿部浩之がゴールを奪って2点を先行した川崎Fが、後半28分に浦和に1点を返されながらも、同37分に小林、同39分にMF長谷川竜也がネットを揺らして4-1で快勝した。

 ホームの川崎Fは1日に行われた第17節神戸戦(○5-0)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。一方、アウェーの浦和は前節広島戦(○4-3)から先発2人を入れ替え、FWラファエル・シルバとMF宇賀神友弥を先発起用し、システムは4-4-2のダイヤモンド型を採用した。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半16分に先制に成功したのはホームの川崎Fだった。右サイドでフリーでボールを受けた阿部浩が前線に縦パスを打ち込み、小林が背負っていたDF遠藤航を軽やかにかわして前を向くと、GK西川周作の脇を抜く右足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1点を先行された浦和は前半22分、R・シルバとのパス交換から中央を駆け上がったFW興梠慎三が左足ミドルで狙うも、シュートはゴール右に外れる。さらに同24分には高い位置でボールを奪ったMF阿部勇樹のラストパスからR・シルバがミドルシュートを放つが、GKチョン・ソンリョンに阻まれてしまった。

 すると前半29分、川崎Fが華麗なカウンターから追加点を奪取する。浦和のパスミスを奪うと、MF大島僚太がつないだボールをMF中村憲剛がダイレクトでスルーパスを供給。DF槙野智章と遠藤の間に走り込んだ阿部浩が鮮やかなワンタッチから左足シュートでゴールを陥れ、リードを2点差に広げた。対する浦和は同35分、MF関根貴大の鋭いスルーパスから興梠がシュートチャンスを迎えたが、ボールはチョン・ソンリョンの守備範囲に飛んでしまった。

 2-0と川崎Fがリードしたまま後半を迎えると、川崎FはMF登里享平に代えて長谷川を投入。浦和は宇賀神に代えてFW武藤雄樹をピッチへと送り込み、システムを3-4-2-1に変更した。まずは1点を返したい浦和は後半8分、右サイドを駆け上がったMF駒井善成のクロスの流れからPA内でフリーになったR・シルバが決定機を迎えるも、右足から放たれたシュートは好反応を見せたチョン・ソンリョンに弾き出されてしまう。さらに同18分にはDF森脇良太のクロスを興梠がヘディングで合わせてゴールを脅かしたが、シュートは枠上に外れた。

 すると後半22分に浦和ベンチが動き、R・シルバに代わってFW李忠成がピッチへと送り込まれた。同26分には川崎Fが好機を迎えたものの、MFエドゥアルド・ネットのスルーパスからPA内に進入した小林の左足シュートはゴール右に外れてしまう。すると同28分、柏木のCKを槙野がヘディングで叩き込み、浦和が1点差に詰め寄った。

 後半30分には川崎Fベンチが動いて中村に代えてMF家長昭博が投入される。すると同35分、PA内に進入した小林が遠藤のファウルを誘ってPKを獲得。遠藤はこのプレーで一発退場となり、浦和は数的不利に陥ってしまう。このPKを小林自らが冷静に蹴り込み、再びリードは2点差に。さらに同39分には長谷川がダメ押しとなる鮮やかなミドルシュートを突き刺し、川崎Fが4-1で大勝した。

(取材・文 折戸岳彦)
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