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ポドルスキ来日狂騒曲…「かめはめ波」ゴールパフォ予告、槙野直伝の“爆笑”日本語は「忘れた」

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FWルーカス・ポドルスキの来日はまさに“狂騒曲”だった

 ドイツ代表として通算130試合出場(49得点)を誇る大物ストライカーがついに神戸の地に降り立った。ヴィッセル神戸に加入するFWルーカス・ポドルスキが6日に来日し、大歓迎を受けた。

 まさに“来日狂騒曲”となった。神戸空港の歓迎式は当初、ファン100組200人の募集がされていたが、応募者多数のために800人に変更。メディア関係者なども含めると、約1000人が詰めかける一大イベントになった。

 本日の主役であるポドルスキは関西国際空港から神戸空港にプライベート機で移動。神戸のチームカラーであるクリムゾンレッドのロングTシャツとハーフパンツ、そして「ポルディ」とカタカナでイラストされた帽子をかぶり、60メートルの長さで敷かれたレッドカーペットの上を歩いた。

 その際にポドルスキは取り囲むようにして待ちわびたファン一人ひとりに対応。サインや写真撮影にも応じる“神対応”を見せた。

 場所を神戸市内のホテルに移して行われた入団会見には、三木谷浩史代表取締役会長とともに登壇。会見の模様は今季よりJリーグを配信する『DAZN』によって、日本とドイツに生配信される異例の態勢がとられた。

 ただ会見は終始なごやかに行われ、ポドルスキが日本語であいさつすると、シーズンシート購入者から選ばれたサポーター200人から大きな拍手が送られた。三木谷会長から「Jリーグに新しい風を吹かせてほしい」と期待を寄せられた新10番は、「今から神戸牛を食べに行きます!」と上機嫌に話し、入団会見を終えた。

 会見後に行われた『DAZN』による独占インタビューでは、『キャプテン翼』や『ドラゴンボール』のゴールパフォーマンスがあることを明かすなど、日本のアニメ好きの一面を披露。ドイツでは「かめはめ波」のポーズを披露したことがあるが、日本での披露についても「その時の状況によって何をするか決めたい」と意欲的に話した。

 またケルン時代にチームメイトだったDF槙野智章(浦和)からのビデオメッセージで「僕が教えた面白い日本語を神戸の選手やファンの前で話せば、大笑いが取れます」とアドバイス受けたが、ポドルスキは「残念ながら日本語は忘れてしまった。槙野と1時間ほど話せば思い出すかもしれないね」と軽やかにかわしていた。

 なお、登録はJリーグの移籍ウインドーが開く7月21日以降となり、デビューは最短で同29日にノエビアスタジアム神戸で行うJ1第19節の大宮戦となる。
(取材・文 児玉幸洋)
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