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母校に“完敗”の福岡・井原監督「筑波さんのほうが上だった」

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福岡の井原正巳監督は母校でもある筑波大を称えた

[7.12 天皇杯3回戦 筑波大2-1福岡 Ksスタ]

 完敗と言ってもいい内容だった。J2のアビスパ福岡筑波大に1-2の敗戦。シュート数でも9本対17本と打ち込まれ、0-2の後半44分にCKから1点を返すのがやっとだった。

 筑波大OBでもある福岡の井原正巳監督は「我々が隙を見せたとか、入りが甘かったとかではなく、筑波さんのほうが上だった。90分を通してそういうゲームだった」と、敗戦を受け入れた。

「彼らは戦っていた。球際、セカンドボール、チャレンジするところで我々を上回っていた。勝ちに値するのは筑波さんという印象が残っている」

 8日のJ2金沢戦(0-2)から先発7人を入れ替えていたとはいえ、今季初となる公式戦2連敗。今度は中3日でアウェーのJ2群馬戦を控えるが、「敗戦を受け止めて、群馬戦に臨みたい。リーグ戦、天皇杯と連敗している。何とか立て直して、いい準備をしたい」と、悔しさを隠さなかった。

(取材・文 西山紘平)

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