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社会現象となった快進撃…試合後には清水サポからも“いわきFCコール”「胸を張って帰ろう」

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試合後、清水サポーターからも大いわきFCコールが送られた

[7.12 天皇杯3回戦 清水2-0いわきFC アイスタ]

 内容面でも完敗だったかもしれない。ただ試合後、スタジアム全体から送られたいわきFCコールや拍手が、いわきFCの健闘ぶりを何よりも物語っていた。

 いわきFCは開始1分に満たない時間帯での失点。出端をくじかれると、前半15分すぎから持ち直してチャンスを作る時間帯もあったが、1点ビハインドで折り返した後半6分に追加点を奪われる。勢いを削がれたいわきFCにもう一度反撃する力は残っていなかった。

 県リーグを戦う7部相当のアマチュアクラブの快進撃は社会現象になっていた。2回戦でJ1の札幌を破ると、全国ネットのニュースでも特集が組まれるほどの注目度を高めた。だからこそ勝ってさらに名声を高めたかったところだが、主力選手を並べるJ1クラブの壁は厚かった。

 田村雄三監督は「清水さんとのスタイルと違う、いわきFCらしいサッカーは出来ていた」と評価。「あのレベルでサッカーをやらないといけないということを肌で感じることが出来た。胸を張って帰ろうと思う」と清々しい表情で話した。

 また敵将の小林伸二監督も「思った以上に浮き球やルーズボールへの反応が強かった」と語ると、「いいチームだった。最後のところが少しルーズだったので助かった」と相手の充実ぶりに脱帽していた。
 
(取材・文 児玉幸洋)
●第97回天皇杯特設ページ



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