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香川の“元ライバル”ヤヌザイ、マンUからソシエダへの完全移籍が決定

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昨季はサンダーランドでプレーしたMFアドナン・ヤヌザイ

 ソシエダは12日、マンチェスター・ユナイテッドのMFアドナン・ヤヌザイ(22)を完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。契約期間は2022年までの5年間となっている。

 2011年に16歳でユナイテッドの下部組織に入団したヤヌザイは、2013年8月にトップデビューを果たし、公式戦66試合で5ゴールを記録。日本代表MF香川真司(ドルトムント)とは、ユナイテッドとドルトムント時代の2度にわたってポジション争いをしてきた。

 昨季はサンダーランドへレンタル移籍していたヤヌザイだが、ユナイテッドのクラブ公式サイトによると、今夏は自身の判断でユナイテッドを去ることを決意。新天地として、トップデビュー時に監督を務めていたデイビッド・モイーズ氏が14年11月から1年間指揮を執ったソシエダへの移籍を決断したようだ。

 ヤヌザイは自身のツイッター(@adnanjanuzaj)で、「これまで共にプレーをし、去っていったチームメートの皆に心から御礼を言いたい」と感謝を表し、「自分が思うような形に進まなかったけれど、これからもマンチェスター・ユナイテッドを愛し続ける」と円満にチームを去ることを強調した。

 デビュー時に“天才”と謳われたヤヌザイは現在22歳。舞台をスペインに変えて再び輝きを取り戻すには、まだ十分な若さと可能性を秘めている。

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