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岡山が“金沢の呪縛”解く! MFパク・ヒョンジンの直接CK弾が決勝ゴール

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[7.15 J2第23節 金沢1-2岡山 石川西部]

 ファジアーノ岡山が敵地でツエーゲン金沢に2-1で競り勝った。金沢に対してリーグ戦初白星を挙げ、9試合無敗(5勝4分)を達成。敗れた金沢は5試合ぶりの黒星となった。

 4連勝中の金沢、8戦負なし(4勝4分)の岡山ともに前節からのスタメン変更はなし。互いに好調のチームをいじらず、この一戦に臨んだ。

 キックオフ直後からアウェーの岡山がロングスローを含めたセットプレーやカウンターでゴールを脅かしたが、この試合がJ2通算300試合出場となるFW佐藤洸一ら金沢攻撃陣が徐々に押し返す。

 前半24分、MF宮崎幾笑が左サイドに流れながら持ち上がり、外側から上がってきたMF中美慶哉にパス。中美が左足で送ったクロスにファーのFW杉浦恭平が飛び込むと、その手前で岡山DF喜山康平が頭で触り、クロスバーに当たる。オウンゴールで先制かと思われたが、前半はスコアレスで折り返した。

 迎えた後半4分、岡山が先制に成功。右CKのキッカーを務めたFW石毛秀樹が右足で鋭いクロスを蹴り込み、ニアのDF片山瑛一が頭で軌道をずらす。ファーに飛び込んだMF塚川孝輝が体ごと押し込むダイビングヘッドを決め、今季2得点目をマーク。流通経済大から今季加入した塚川は、明日16日に控える23歳の誕生日の“前祝いゴール”となった。

 後半32分には右CKから、キッカーのMFパク・ヒョンジンが左足で低く巻いたクロスを送ると、ニアに走り込んだ片山がスルー。そのままゴール右に吸い込まれ、リードを2点に広げた。金沢も意地を見せ、同40分にFW金子昌広の右クロスをゴール前の中美が滑りながら左足で流し込むが、あと一歩及ばず。岡山が好調同士の対決を制し、9試合無敗(5勝4分)とした。

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