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「ボール、来い」と呼び込んで決めた一撃。U-17日本代表FW宮代大聖がメキシコ沈める決勝点!

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後半27分、決勝点を決めたU-17日本代表FW宮代大聖がガッツポーズ

[7.16 国際ユースin新潟第2戦 U-17日本代表 1-0 U-17メキシコ代表 五十公野陸上競技場]

 FWの自分が決めて、勝つ。“ストライカー冥利に尽きる”ような展開の1-0勝利。勝負どころの後半27分に決勝点を決めたFW宮代大聖(川崎F U-18)は「点取れて良かったと思います」と素直に喜んだ。

 この日の前半は、スリッピーなピッチと相手の鋭いアプローチなどに苦しみ、なかなかボールをキープすることも、攻撃の起点になることもできていなかった。特に角度の少ないパスはメキシコDFに狙いを定められて苦戦。「僕が収められればもっとスムーズに展開できたと思うので反省点」と悔しがった宮代だが、前半終盤から上手くサポートの選手を活用しながらポイントとなると、前を向くシーンを増やした後半の25分にはMF奥野耕平(G大阪ユース)のスルーパスから決定的なシュートを打ち込んだ。

 これはGKの好守に阻まれてしまったものの、前半から我慢しながら1チャンスを待ち続けていたFWに再び絶好の得点機会が訪れる。27分、左サイドを縦にえぐったMF上月壮一郎(京都U-18)のラストパスを1タッチでゴールへ。チームにとっても待望の1点を決めたFWは右コーナー方向へ走り出すと、跳躍からのガッツポーズで先制点を喜んだ。

「ゴールとしては『ボール、来い』という感じで(ゴール前に)入ったらたまたま来たというのもあるんですけれども、それもFWとして大事なことだと思いますし、そういうゴールって今まであまり決めていないので、違う形で決められたのは良かったと思います」。

 素直にゴールを喜んだ宮代は「今日の1勝というのは今後にも大きく繋がると思いますし、強豪に勝ったのは大きな自信になると思う。今回の1勝は大きいと思います」とU-17W杯の優勝候補でもあるメキシコに勝利したことへの手応えも口にしていた。

 決勝点を決めることはできたもののの、この日のメキシコのようなフィジカル面の強い相手でももっとボールを収めなければならない。また、U-17W杯では1回のチャンスで確実に仕留めなければならないと感じている。だからこそ、「きょう1点取りましたけれども決定機も外していますし、自分が2点、3点取れればいい」ときっぱり。ゴールと勝利を勝ち取り、ヒーローになった一戦だったが、U-17日本代表のストライカーは課題を改善することへ視線を向けて、それを実行する。

(取材・文 吉田太郎)



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