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J1首位のC大阪が3年ぶり8強へ!札幌は“タイのメッシ”が初陣で見せ場

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[7.26 ルヴァン杯プレーオフステージ第2戦 C大阪1-0札幌 金鳥スタ]

 ルヴァン杯プレーオフステージ第2戦が26日、キンチョウスタジアムで行われ、B組2位のセレッソ大阪がA組3位の北海道コンサドーレ札幌を1-0で下し、2試合合計3-0で準々決勝進出を決めた。J1で首位に立つC大阪がルヴァン杯でも前回出場した2014年以来、3年ぶりの8強入り。準々決勝の組み合わせ抽選会は31日に行われる。

 アウェーでの第1戦を2-0で先勝し、ホームに戻ってきたC大阪。今大会はリーグ戦で出番の少ない選手を中心に起用しながら全チーム唯一の無敗(5勝2分)をキープしており、この日も22日のJ1浦和戦(4-2)から総入れ替えし、全員の今季J1の出場時間を合計しても『1304分』というフレッシュな11人がスタメンに並んだ。第1戦からは先発1人を入れ替え、徳島に期限付き移籍したMF清原翔平に代わり、今季トップチームに昇格したMF斧澤隼輝を左サイドハーフで先発起用。C大阪U-23の一員としてJ3では昨季と今季で計44試合出場4得点を挙げているが、トップチームではこの日がデビュー戦となった。

 序盤は互いにロングボールを放り込む展開。札幌がFW金園英学のミドルシュートで奇襲を狙うと、C大阪は斧澤が左サイドの突破からチャンスを演出し、中央で待ち構えるFWリカルド・サントスに立て続けにクロスを供給した。

 19歳の若武者を中心にC大阪が徐々にペースをつかむと、前半26分に試合が動く。攻撃のスイッチを入れたのは、初陣ながらハツラツとしたプレーを見せる斧澤だった。前線からの落としを敵陣左寄りで受け、右サイドのスペースにサイドチェンジ。駆け上がってきたDF酒本憲幸がダイレクトで流したボールをMF秋山大地がPA右手前からクロスを上げ、ファーサイドに走り込んだMF福満隆貴がヘディングで押し込んだ。

 地域リーグからステップアップし、今季J2山口から加入した福満。17日のセビージャ戦でもゴールを挙げた“苦労人”の一撃で2戦合計スコアを3-0とすると、その後はリスクを負わずに自陣でボールを動かしながら札幌の反撃を封じ込めた。

 3点が必要になった札幌は後半開始から右ウイングバックのMF早坂良太をベンチに下げ、ムアントン・ユナイテッドから期限付き移籍で加入した“タイのメッシ”ことMFチャナティップを投入。シャドーの位置に入っていたMF前寛之が右サイドに回り、この日が公式戦デビューとなった158cmのタイ代表MFとMF小野伸二が2列目に並んだ。

 リスクを負わないC大阪に対し、後半は札幌がペースを握る。チャナティップはC大阪の守備ブロックの間でパスを引き出し、ドリブル突破も仕掛けた。後半32分には左足で果敢にミドルシュート。同38分には相手GKのキックミスを華麗なトラップでおさめ、素早く前線にスルーパスを通したが、PA内に抜け出したFW上原慎也のシュートはゴール上に外れた。

 後半43分には珍しい場面もあった。C大阪のDF藤本康太が放ったボレーシュートがPA内でブロックに入った札幌DF進藤亮佑の頭部を直撃。これが進藤の手に当たったハンドだとして西村雄一主審はいったんはホイッスルを鳴らし、ペナルティースポットを指さしたが、副審と確認した末に判定を訂正。ドロップボールで試合を再開させた。

 試合はそのまま1-0で終了。プレーオフ2試合連続ゴールで準々決勝進出に大きく貢献した福満は試合後のインタビューで「(得点は)いいボールをくれたので流し込むだけだった。もっともっとアピールして、リーグ戦でも出られるようにがんばりたい」と満足することなく、前を見据えた。

●ルヴァン杯2017特設ページ



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