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新加入ジェルマンがいきなりハット!酒井宏フル出場のマルセイユがEL予選で先勝

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DF酒井宏樹はフル出場で勝利に貢献した

[7.27 EL予選3回戦第1戦 マルセイユ4-2オーステンデ]

 ヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦第1戦が27日に行われ、DF酒井宏樹所属のマルセイユ(フランス)はホームでオーステンデ(ベルギー)と対戦し、4-2で先勝した。酒井は右サイドバックでフル出場し、シーズン初戦の白星に貢献。第2戦はオーステンデのホームで8月3日に行われる。

 マルセイユは今夏に獲得した選手を積極的にスタメン起用。その采配が功を奏し、前半2分に先制に成功する。PA手前でボールを受けたモナコから新加入のFWバレール・ジェルマンが右サイドのMFフロリアン・トバンにパス。PA内右からトバンがクロスを送ると、中央に走り込んだジェルマンが右足ボレーでゴールに流し込んだ。

 先制点をアシストしたトバンだが、前半26分、相手FK時の自陣PA内の競り合いでファウルを取られ、PKを献上。MFセバスティアン・シアニにゴール右に決められ、1-1の同点に追いつかれた。

 それでも前半32分、マルセイユがすぐさま勝ち越す。FWディミトリ・パイェの左クロスをゴール手前でノーマークのジェルマンが右足シュート。これは相手GKの好セーブに阻まれたが、こぼれ球をMFモルガン・サンソンが左足ボレーで押し込み、2-1と再びリードした。

 後半はオーステンデの猛攻に遭ったマルセイユだが、クリスタル・パレスから復帰したGKステーブ・マンダンダの好セーブでしのぐと、後半12分、MFマキシム・ロペスの右クロスをジェルマンが右足ダイレクトボレーで蹴り込み、3-1と突き放した。

 オーステンデも後半24分、カウンターからFWナレッジ・ムソナのループシュートで2-3と1点差に追い上げたが、マルセイユは同37分、パイェのスルーパスからジェルマンがPA内右に進入し、右足でシュート。4-2と勝利を決定づけるダメ押しゴールを決め、移籍後公式戦初陣でハットトリックを達成した。

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