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鮫島CBなど新布陣のなでしこ、米遠征初戦はブラジルとドロー

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FW籾木結花が後半18分に先制点を決めたなでしこジャパンだったが…

[7.27 Tournament of Nations 日本女子1-1ブラジル女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は27日(日本時間28日)、アメリカで開催されている『Tournament of Nations』の初戦でブラジル女子代表と対戦し、1-1で引き分けた。第2戦は30日(日本時間31日)にオーストラリア女子代表と対戦する。

 なでしこジャパンの高倉麻子監督は今回のアメリカ遠征で5選手を初招集。そして負傷者が出た影響で追加招集したDF万屋美穂を初戦の先発メンバーに抜擢した。万屋は左SB。DF鮫島彩がCBに入る新布陣が試された。

 序盤はブラジルがボールを持って試合を進めたが、なでしこは落ち着いた対応をみせる。徐々に押し返すなでしこ。ただ前半42分にFW田中美南が迎えたGKとの1対1を決めきれないなど、決定力を欠いた。

 後半からなでしこはMF長谷川唯に代えてFW籾木結花を投入。同じ日テレの点取り屋をピッチに送り込み、先制点を奪いに行く。すると後半18分に試合が動く。左サイドをMF中島依美が突破すると、ファーサイドにフリーで走り込んだ籾木が頭で押し込み、なでしこが先制に成功した。籾木の代表戦でのゴールは今年4月のコスタリカ戦以来で2ゴール目。

 しかしなでしこはこのリードを守り抜くことが出来ない。試合終了が見え始めた後半42分、ブラジルの左サイドからのクロスはGK山下杏也加が弾いたが、こぼれ球を中央で拾われると、MFカミラに弾丸ミドルを叩き込まれてしまう。なでしこの米遠征初戦はドロー発進となった。

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