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中盤にオプション求めるチェルシー、R・サンチェスをターゲットに?コンテ本人が動く

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移籍の噂が絶えないMFレナト・サンチェス

 チェルシー(イングランド)を率いるアントニオ・コンテ監督は、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスの獲得に興味を抱いているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じた。

 ミラン(イタリア)も獲得に乗り出し、バイエルンと話し合っていたことが明らかになっているR・サンチェス。バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが「1年のレンタル移籍しか認めないつもりだ」と強調する一方で、ミランのマルコ・ファッソーネCEO(最高経営責任者)は「バイエルンの要求に応えることができていない」ことを明かすも、「今後数週間どうなるか様子を見ていく」と同選手の動向を注視する構えを示している。

 そんな中、新たに昨季のプレミアリーグ王者がユーロ2016の大会最優秀若手選手を巡る争奪戦に加わる動きを見せている。報道によれば、コンテ監督は25日にシンガポールで行われたインターナショナル・チャンピオンズ杯(ICC)のバイエルン戦後、そのバイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督に直接R・サンチェスについて打診したという。

 チェルシーは今夏モナコ(フランス)からMFティエムエ・バカヨコを獲得したところだが、同選手は負傷中のためシーズン開幕までには復帰しない見込みとなっている。同クラブはまたMFネマニャ・マティッチの売却も進めているため、中盤にオプションを加えることを目指しており、ICCでも好パフォーマンスを見せたR・サンチェスの獲得に乗り出したとのことだ。

 また『イブニング・スタンダード』では、ミランは2年レンタルでの同選手の獲得を希望していると伝えられているが、チェルシーに関しては同じく期限付きでの獲得を狙っているのかは明かされていない。だが移籍契約の形式がいずれでも、コンテ監督とアンチェロッティ監督との良好な関係がチェルシーにアドバンテージを与えるかもしれない、との見解が述べられている。

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