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“赤い彗星”東福岡が上々発進!U-18代表DF阿部の2発などで明徳義塾に快勝、2回戦は青森山田と激突

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U-18日本代表DF阿部海大の2ゴールなどで東福岡が快勝(写真協力=高校サッカー年鑑)

[7.29 総体1回戦 明徳義塾0-5東福岡 松島フットボールセンターピッチ1]

 平成29年度全国高校総体 「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)が29日に開幕し、各地で1回戦を行った。松島フットボールセンターピッチ1の第1試合は、2014、15年度にインターハイを連覇した東福岡高(福岡)が明徳義塾高(高知)に5-0で快勝。30日の2回戦で青森山田高(青森)と対戦する。

 高校年代最高峰リーグ、高円宮杯U-18プレミアリーグWESTに所属する東福岡がその実力を示し、覇権奪還へ大きな一歩を踏み出した。前半7分、左CKからDF中村駿(3年)がヘッドで折り返したボールをFW守田怜司(3年)が押し込み、先制点。21分には、左サイドからMF井本寛次(2年)が低い弾道のクロスを入れ、ファーサイドのMF石原利玖(2年)が右足で押し込み、2-0とリードを広げた。

 勢いが止まらない東福岡は、“守備の要”がセットプレーから2点を奪取する。まずは前半25分、MF青木真生都(3年)の右CKからU-18日本代表DF阿部海大(3年)が正確に右足でとらえ、ゴールネットを揺らす。さらに後半17分、青木の右CKから阿部が今度は打点の高いヘディングシュートを叩き込み、4-0と試合を決定づけた。

 さらに東福岡は終了間際の後半33分、PA右からMF田村和玖人(3年)が折り返したボールを井本が右足ダイレクトで合わせ、ダメ押し。守備でもGK緒方翔平(3年)を中心に明徳義塾のシュートを前後半で1本に抑え、そのままタイムアップ。5-0で快勝した“赤い彗星”がこの勢いのまま、昨年度の全国高校選手権と高円宮杯プレミアリーグで優勝した青森山田撃破を狙う。


●【特設】高校総体2017

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