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浦和、ミシャ解任を決めたのは30日未明…強化部長は緊急補強示唆

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ペトロヴィッチ監督には30日朝に解任が伝えられたという

 浦和レッズは30日、ペトロヴィッチ監督を解任し、堀孝史コーチの監督昇格人事を発表した。公式サイトによると、同日行った松本との練習試合後に取材対応した堀新監督は「ミシャさんとまったく同じようなことはできないかもしれないですけど、自分が感じてきたことをチームに落とし込んで行ければいい」と抱負を語った。

 浦和は今季19試合を終えて、9勝2分9敗の8位と苦戦。今月5日の川崎F戦で大敗した後には、ペトロヴィッチ監督が“進退伺”を行う事態に発展。29日の札幌戦に0-2で敗れたことが決定打となってしまった。

 公式サイトによると、淵田敬三代表と山道守彦強化本部長もメディア対応を実施。淵田代表は「5年半にわたって本当に浦和レッズを支えてくれた、今のレッズの基盤を作ってくれた大功労者だと思っています。感謝してもしきれないくらい、有難いと思っています」とまずは労をねぎらった。

 最終的な結論は30日朝に本人に伝えたという。「昨日の試合結果というわけではなく、その間のいろいろな状況をクラブとして受け止めていかないといけないということを感じました。そのため、昨日の試合が終わったあとにクラブの幹部を集めて、今日の未明まで議論しました」。

 山道強化部長も「1試合1試合、検証のコミュニケーションをとりながら改善を進めていたのですが、札幌戦の試合内容とここまでのことを見たときにここで判断すべきではないかという結論に至りました」と経緯を説明。

 そして「今シーズンだけということは考えていません」と堀新監督への長期的なプランでの期待を語ると、「ウインドウは8月の中旬の週の水曜までに入れればいい。やれる範囲のことの模索は継続してやっていく。我々が少しうまくいっていないところをいくつかリサーチしたい」と緊急補強についても肯定的な意見を語った。


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