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シュート数は13対0…U-17代表DF関川ハットの流経柏が5発完勝で市立長野の快進撃止める

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流通経済大柏は5発大勝で2年連続の8強入りを決めた(写真協力=高校サッカー年鑑)

[7.31 全国高校総体3回戦 流通経済大柏高5-0市立長野高 みやぎ生協めぐみ野サッカー場Aグラウンド]

 平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)は31日、各地で3回戦を行った。みやぎ生協めぐみ野サッカー場Aグラウンドの第1試合では前回大会準優勝の流通経済大柏高(千葉)が市立長野高(長野)に5-0で大勝。2年連続の準々決勝進出を決めた。

 湘南ベルマーレ入団内定のFW新井光(3年)を擁し、2年連続2回目の全国総体出場で初の初戦突破、さらには初の16強入りを成し遂げた市立長野だったが、その快進撃は前回準V校の前にストップした。

 流通経済大柏は前半10分、ゴール前で相手クリアのこぼれ球を拾ったU-17日本代表DF関川郁万(2年)が左足で先制点。同28分にはMF宮本優太(3年)のインターセプトからMF時岡寛拓(3年)を経由し、FW後藤大輝(3年)が追加点を奪った。

 そのわずか1分後に後藤が自身2得点目。前半を3-0で折り返すと、後半も攻撃の手を緩めず、後半17分にはDF近藤立都(3年)の右CKから関川がヘディングシュートを叩き込んだ。後半アディショナルタイムにも関川がPKでダメ押しゴール。ハットトリックを達成し、5-0のゴールラッシュを締めくくった。

 シュート数でも流通経済大柏の13本に対し、市立長野は70分間で1本も打てずにタイムアップ。CKの本数もゼロで、流通経済大柏のゴールキックもゼロという完敗だったが、2度目の全国大会で確かな存在感を示し、大会をあとにした。2年連続のベスト8進出となった流通経済大柏は8月2日の準々決勝で長崎総合科学大附高(長崎)と対戦する。

●【特設】高校総体2017

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