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FC東京MF石川直宏が今季限りでの現役引退を発表「思った以上の回復ができていない」

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今季限りでの現役引退を発表したFC東京MF石川直宏

 FC東京MF石川直宏が2日、今シーズン限りで現役引退することを自身のブログで発表した。なお、同日17時(予定)から記者会見が行われ、クラブ公式FacebookおよびTwitterにてライブ配信されることがFC東京から発表されている。

『ご報告』というタイトルで更新されたブログで、石川は引退を決断した経緯を説明。「2015年8月にフランクフルトとの親善試合で負った怪我、手術から去年9月にJ3で復帰したものの再び状態が悪くなり、ここまで痛めている左膝のリハビリを復活に向けて取り組んできましたが、思っていた以上の回復が出来ていないこと、そしてピッチの上でチームの力になかなかなれないもどかしさがある中で、残りのシーズンを今まで以上に強い覚悟と責任、誇りをもって出し尽くしたい想いが強くなったのが決断の経緯になります」と決断の経緯を明かしている。

「振り返るのは全てを出し尽くしたシーズン終了後にしたいと思います」と記すと、「とにかく今しか出来ない、今しか感じられない想いを自分の中にだけでなく、多くの仲間と共に刺激し合い共有しながら突き進みます!!」と残りのシーズンに懸ける思いを綴った。

 1981年5月12日生まれで36歳を迎えた石川は、横浜FMの下部組織から00年にトップチームに昇格。02年シーズン途中にFC東京に期限付き移籍をすると、03年8月に完全移籍。今季はFC東京在籍16年目のシーズンを過ごしている。J1通算289試合49得点の記録を残しており、03年には日本代表デビューを果たして国際Aマッチ6試合に出場している。


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