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“世界最速の男”ボルトに12クラブがオファー…フットボーラー転向の可能性を代理人が示唆

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“世界最速の男”ウサイン・ボルト

“世界最速の男”ウサイン・ボルトが、フットボール選手に転向する可能性があることが分かった。

 100mと200mの世界新記録を保持し、五輪で合計8個の金メダルを獲得した30歳のボルトは、ロンドンで行われる世界陸上を最後に陸上選手としてのキャリアに終止符を打つことを表明。以前からフットボールの大ファンであることを公言していた同選手は、プロフットボーラーとして新たなキャリアをスタートさせる可能性があるようだ。

 ボルトの代理人を務めるリッキー・シムス氏は、『デイリースター』で「ウサインは30歳で2020年の五輪に向けてレースを続ける可能性はあるが、成し遂げられることは全て成し遂げてしまった。彼には数えきれないほどのチャンスがあり、次のチャプターに進む準備をしている」と陸上界から引退することは決定的だと語った。

 続けて「彼はいつもフットボールの話をして、チャンスがあればフットボーラーとしてプレーしたいと言っていた。実際に12のクラブからトライアルに関するオファーが届いている。名前を挙げるつもりはないが、彼は一先ずドルトムントに行く。プーマのCEOがボルシア・ドルトムントの理事を務めていて、彼は我々の友人だ。そこで彼らと一緒に練習するかもしれない」と実際にオファーを受け取ったと言及。

 さらに、同氏は「30歳のスプリンターがブンデスリーガやプレミアリーグでプレーできるかって? 現実的には難しいだろう。でも半年から9か月、彼らとともにトレーニングを積めば、リーグ1やリーグ2でならプレーできると思っている。でも彼がどのぐらい本気で考えているのか私にはわからない。しかしどのような形であれ、フットボールをプレーする彼の姿が見られるかもしれない」とフットボーラーに転向する可能性を示唆している。
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