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パリSG移籍ネイマール「バルセロナはずっと心の中に」…一部ファンは「裏切り」ユニ燃やす

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 パリSGは3日、バルセロナからブラジル代表FWネイマールを獲得することを正式に発表した。移籍金は昨夏にユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したMFポール・ポグバの1億500万ポンド(約137億円)を大きく上回る2億2000万ユーロ(約291億円)の史上最高額となった。

 ネイマールはクラブから「パリSGへの移籍を非常に嬉しく思う。世界中のファンに幸せを与えるために全力を尽くしたい」と決意表明。さらにインスタグラム(@neymarjr)には長文メッセージを公開し、バルセロナへの感謝を記した。

「アスリートの人生というのは、挑戦することによってできている。自分自身の決断によって、キャリアを築いていく必要がある。僕らのキャリアは太く短いのだから。バルセロナは挑戦以上のものだった、ビデオゲームをやっていた子供の頃からの夢だったからね」

「僕がバルセロナに行ったのは21歳の時だった。あのときはチャレンジ精神にあふれていた。クラブについた最初の日のことは今でも覚えている。自分のアイドルだったメッシやバルデス、シャビ、イニエスタ、プジョル、ピケ、ブスケツたち――そういう選手と一緒のロッカールームを使うことになったんだから」

「僕が今まで人生で会ったなかで、メッシは世界最高のアスリートだ。彼と一緒にプレーできたことはとても光栄だよ。自分が生きている間は、彼のような選手を目にすることはもうないだろう。レオ・メッシは僕の友人であり、それはピッチの外でも変わらない。君と一緒にプレーできたことは本当に光栄だった」

「僕はメッシとスアレスとトリオを組み、一時代を築いた。アスリートにできるすべてを達成したんだ。この記憶はいつまでも残り続ける! バルセロナは僕にとって、ただの街以上の存在だ。もはや故郷だよ。父親の考えに逆らったのはこれが2度目だ。父よ、あなたの考えは理解するし、尊重したいとは思う。だけど僕は決断をした。これからも今までのようにサポートしつづけてほしい。僕はバルセロナ、カタロニアのことは常に僕の心の中にある。だけどアスリートには挑戦が必要なんだ」

 しかし『マルカ』によると、一部のファンは「裏切り」と捉えているようだ。同紙は電子版で複数のファンがSNSに投稿したネイマールのユニフォームを燃やす場面を繋ぎ合わせて紹介している。


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