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なでしこ、アメリカに完敗…大会は急成長“アジアのライバル”豪州が圧勝

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なでしこジャパンはアメリカに0-3で完敗を喫した

 日本女子代表(なでしこジャパン)は4日、アメリカで開催されているTournament of Nationsの第3戦でアメリカ女子代表と対戦し、0-3で敗れた。日本は1分2敗で大会を終えた。

 まだチーム作りの最中ということだろうか。アメリカとの完成度の違いは明らかだった。

 前半から攻め込まれたなでしこは前半12分にロングボールからピンチを招くと、MFミーガン・ラピノーに決められて先制を許す。後半15分にはスルーパスからFWマロリー・プーに抜け出しを許して失点。同35分にはFWリン・ウィリアムズにダメを押された。

 なでしこも前半34分にFW田中美南が決定機を迎えたが、シュートを相手DFにかき出されて得点にはならない。落ち着いたボール回しから試合を終始支配したアメリカに完敗を喫した。

 この試合の前にはオーストラリア女子代表がブラジル女子代表に6-1で勝利。3連勝で大会を制した。来年ヨルダンで開催されるアジア杯でも対戦が予想されるライバルが急成長を示す中で、なでしこの苦戦が浮き彫りとなった。

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