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松井大輔が磐田サポーターに惜別…「名波さんにずっと監督を続けてほしい」

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サックスブルーのユニフォームを脱ぐMF松井大輔

[8.5 J1第20節 磐田2-3広島 ヤマハ]

 ジュビロ磐田からポーランド2部リーグオドラオポーレに完全移籍するMF松井大輔(36)の退団セレモニーが5日、広島戦後に行われた。

 松井は2000年に京都でプロ生活のスタートを切り、04年9月にフランスのル・マンに移籍。その後は欧州のクラブを渡り歩くと、14年に磐田(当時J2)に加入し、10年ぶりにJリーグに復帰した。ポーランド2部リーグへの電撃移籍発表から3日。松井は3年半を過ごした磐田のサポーターに惜別のメッセージを伝えた。

「ポーランドに旅立つ前にサポーターの皆さんに感謝を述べたいと思います。苦しい時も、J2に落ちた時も、変わらない声援をありがとうございました」

「寒い時も、雨が降っても、声を枯らしながら声援をくれるサポーターの姿が今でも忘れられません。勝ったときは一緒に分かち合ったのを覚えています。本当にありがとうございます。僕のユニフォームを着て応援してくれた方々、本当にありがとうございます。最後に、この移籍をするにあたって受け入れてくれたジュビロに感謝します」

「今日は負けましたが、僕は名波さんに監督をずっと続けてほしいと思います。今日の一敗は明日からの連勝(につながる)と信じてポーランドで応援しています。サポーターの皆さん、僕を支えてくれた人、すべての人がいい方向に向くことを信じています。今日は本当にありがとうございました。またいつか会える日を楽しみにしています。ありがとうございました」

「名波さん」と挨拶の途中に名波浩監督の名前を出すと、思わず言葉を詰まらせた松井。磐田ラストゲームは2-3で惜敗し、チームの連敗は6でストップした。指揮官は勝って送り出すことができなかったことを詫びたうえで、「また彼の新しいサッカー人生が成功することを祈っています」と36歳の“挑戦者”にエールを送った。

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