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雷雨で1時間遅れの一戦、京都が土壇場で追いつきドロー…岡山指揮官は「勝ち点1で良しとします」

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[8.5 J2第26節 京都1-1岡山 西京極]

 雷雨の影響で1時間遅れでキックオフした京都サンガF.C.ファジアーノ岡山の一戦は、1-1で引き分けに終わった。

 先制したのは岡山だった。前半13分、右45度の位置でFKを獲得し、キッカーのMFパク・ヒョンジンが左足を振り抜くと、弧を描いたシュートがゴール右に吸い込まれ、先制点。GK菅野孝憲の逆を突いた素晴らしいFKゴールだった。だが、36分に裏に飛び出したFW赤嶺真吾がGK菅野との接触で負傷交代。前半は1-0で折り返した。

 同点に追いつきたい京都は、右クロスからDF田中マルクス闘莉王が豪快なヘディングシュートを放つなど、ゴールに迫り続けたがあと一歩及ばず、時間だけが進んでいく。このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム4分、DF石櫃洋祐の左CKから途中出場のFWケヴィン・オリスがヘディングで押し込み、1-1。劇的な形で京都が追いつき、勝ち点1を獲得した。

 試合後のインタビューでオリスは、「とても難しいゲームだった。FK一発で決められてしまって、難しい展開だったが、その中で最後同点ゴールを決められて、価値ある勝ち点1を獲得することができた」とホッとした様子。

 一方、追いつかれた岡山の長澤徹監督は、「相手のパワープレーもあったので、妥当といえば妥当。勝ち点1で良しとします。痛い薬ではありますが、しっかり前を向いて次に行こうと思います」と語り、敵地での勝ち点1獲得を評価した。


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