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255日ぶりの等々力…大久保、古巣からのブーイングは「うれしい」

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FW大久保嘉人は移籍後初の等々力でのプレーとなった

[8.5 J1第20節 川崎F1-1FC東京 等々力]

 255日ぶりに戻ってきた等々力で拍手とブーイングを浴びた。今季、川崎FからFC東京に移籍したFW大久保嘉人は後半31分から途中出場。ピッチに入った瞬間は川崎Fサポーターから大きなブーイングが飛んだが、試合前のバス到着時やメンバー発表時には拍手もあった。

「うれしいね」。ブーイングについて聞かれた大久保はそう即答した。川崎F在籍時は13年から15年まで3年連続のJリーグ得点王。数々のゴールを決めてきた等々力でのプレーは昨年11月23日のチャンピオンシップ準決勝・鹿島戦以来となった。

 負傷明けで4試合ぶりの出場となり、「疲れましたね。でもこうやって(試合に)出てやらないと」と、復帰戦を振り返ると、チームの試合運びには苦言も呈した。

 特に終盤は中盤のない大味な展開となり、シュート2本を放つなどチャンスはあったものの、なかなかボールを保持するような時間はなかった。「全部、ダッシュだったから。もうちょっと考える時間が欲しい。考える時間がなさすぎる」と、3-5-2へのシステム変更を施すなど試行錯誤の続くチームに注文を付けた。

(取材・文 西山紘平)

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