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ネイマール代理人、「約束を破った」バルサ首脳陣の姿勢を批判「だから息子の説得をやめたんだ」

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 パリSGのFWネイマールの父親であり代理人を務めるロルダン氏が、古巣バルセロナの姿勢を批判した。
今夏バルセロナからパリSGに移籍したネイマール。移籍前の報道では、同選手の父親がコミッションやボーナス目当てに移籍を促していることが多くのメディアで伝えられていた。

 だがネイマールは移籍決定直後、「人生で2度目になるが、父の意見に反する行動をする」と今回の決断が自分自身のものであることを強調していた。そして、ついに沈黙を破ったロルダン氏はスペイン『カデナ・コペ』で息子のバルセロナ残留を願っていたことを打ち明けている。

「私はバルセロナの味方だった。だが彼らの態度を見て、意見を変えることになった。彼らが話し合ったことを尊重しないのであれば、私も書類に記載してあることを尊重しない」

「おそらくネイマールは運命を変えたかったのだろう。この移籍を要約するのは難しい。この変化を選ぶには、複雑な感情が絡み合っている。私は息子の側に立つ。彼に一体何を言えと? 『残留しろ』とでも? 後々、『父親のせいでやりたいようにできなかった』と言われるのは目に見えている」

 またロルダン氏は、ネイマールがFWリオネル・メッシと離れるために移籍を決断したこと、バロンドール獲得を望んでいることを否定している。

「バルセロナには、常に主役がいる。レオ・メッシだ。だがネイマールはメッシを尊敬していた。メッシは彼のアイドルだったんだ」

「ネイマールは自分の道を行く必要があった。来たるべき挑戦を受け入れなければいけなかった。勇敢さと敬意をもって、この決断を下した」

「ネイマールがバロンドールの獲得を望んでパリSGに行くなんて...そんな風に考えるのは、狂気の沙汰だ。それはリスクがあり過ぎる。パリSGに行ったら、バロンドールが保証されるのか? そういった考え方は、狂っている」

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