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11戦負けなし!! 横浜FM、1人少ない札幌に完封勝利…初弾のMF扇原「個人としての結果がほしかった」

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先制点を決める横浜F・マリノスMF扇原貴宏

[8.9 J1第21節 札幌0-2横浜FM 札幌ド]

 J1リーグは9日に第21節を開催し、札幌ドームではコンサドーレ札幌と横浜F・マリノスが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半10分にMF扇原貴宏のゴールで先制した横浜FMが、同33分にオウンゴールで突き放して2-0の完封勝利を収めた。

 ホームの札幌は前節C大阪戦(●1-3)から先発2人を入れ替えてDF河合竜二、出場停止が明けたGKク・ソンユンらを先発起用。一方、ここ10試合黒星のない(7勝3分)のアウェー横浜FMは前節新潟戦(○2-0)から先発を5人を入れ替え、FWウーゴ・ヴィエイラ、MF扇原貴宏、MF喜田拓也、DFミロシュ・デゲネク、DF松原健らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半7分、松原のクロスをヴィエイラがヘディングで合わせるが枠を捉え切れず。その後は札幌がフィニッシュまで持ち込む場面を創出するが、同14分にMFマセードの縦パスを受けたMFチャナティップが一気の加速でPA内まで持ち込んで放った右足シュートは枠を捉え切れず。さらに同37分には右サイドを鮮やかに突破したMF荒野拓馬のグラウンダーのクロスからFWヘイスが好機を迎えるが、シュートは相手選手にブロックされてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同6分にDF中澤佑二のヘディングでのパスを受けたMF齋藤学が得意のドリブルでPA内まで持ち込み左足シュートを放つも、ク・ソンユンに弾き出されてしまう。しかし同10分、MF天野純が蹴り出したCKから扇原が放ったヘディングシュートがク・ソンユンに触れられながらもゴールマウスに収まり、横浜FMが先制に成功した。

 反撃に出る札幌だったが、後半31分に齋藤の突破を阻んだ都倉が2度目の警告を受けて退場となり数的不利に陥ってしまう。すると同33分、右サイドから松原が送ったクロスをク・ソンユンが弾くと、ボールはそのままゴールラインを割ってオウンゴールとなり、横浜FMがリードを2点差に広げる。

 その後も札幌の反撃を許さなかった横浜FMが2-0の完封勝利を収め、無敗記録を11に伸ばした。先制点を奪った扇原は試合後のインタビューで、「そろそろ個人としての結果が欲しかったので点を取れて良かった」と移籍後初ゴールに喜びを表すと、「これからもっと活躍してマリノスの一員として認められるように頑張っていきたい」と意気込んだ。


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